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2017-09-30

Mesh RDA@Vandy Vape


Vandy Vapeより新たにリリースされたこの製品ですが、なにやらHPの紹介画像だけでは構造が理解できずにモヤモヤしだし「現物で構造理解だ!」という事で…Smokstoreで注文し55日後の到着。
注文した当時はPre-Orderだったので気長に待とうと思いつつも、さすがに40日間程音沙汰が無かったというのは(私から追って確認しなかったからでしょうけど)、かなりストレスな期間でしたねーw

Spec

  • 種別:Rebuildable Dripping Atomizer(RDA)
  • 高さ:25mm(ドリップチップ含まず)
  • 直径:24mm
  • 重量:50g
  • デッキ:Unique Style
  • エアフロー:サイドエアフロー
  • コンタクト:24K 510 Thread(調節不可)
  • ドリップチップ
    • Ultem:Φ 17.5mm × H 7.4mm
    • Delrin Drip Doc Tip:Φ 18.5mm × H 7.4mm
    • 510 Adapter
  • 材質:316SS
  • その他:BF Pin、Mesh Wire


Packaging

すっかりおなじみの青い箱です。


箱内 二重底にマニュアルと部品入り袋が入っています。



Packing List


  • 本体 & ドリップチップ(UltemΦ 17.5mm)
  • Delrin Drip Doc Tip × 1
  • 多言語マニュアル(英、仏、独、丁、蘭、露、西、伊)
  • メッシュワイヤー(Kantal A1 × 3、Ni80  × 3、SS316L × 3)
<以下、袋内>
  • マイナスドライバー × 1
  • 六角レンチ × 1
  • 510ドリップチップアダプター × 1
  • BFピン × 1
  • 予備Oリング 太×1 細×3
  • 予備ネジ(ネジ頭『ー(マイナス)』) × 2


Product Showcase


本体をバラすとこんな感じ。



RDAなのでパーツ少なめです。
バラした時にちょっと意外に思ったのが、未使用でも素手ですんなりと分解できました。
特にグリス等の臭いやベタつきもありませんでしたし…ジャストサイズの仕上げという事でしょうか。


Drip Tip


出荷時に本体へ装着されているドリップチップはウルテム製Φ17.5mm(左)です。
デルリン製ドックチップΦ18.5mm(中)と510ドリップチップ用アダプタ(右)は、付属品として同梱されています。
510ドリップチップ自体はありませんので、ご自身でご準備を。

で…初めて手にしますドックチップなのですが、これは『咥える』というより『唇を付ける』感じで使うんでしょうね。
そして唇の窄め具合で、味の濃さ等の調節を行う…のかな?
ただ、トップキャップとの距離が短いので、熱くなったトップキャップと唇等が触れない様にちょっと意識する必要はありますね。


Airflow


無段階調節のサイドエアフローです。


チャンバーとトップキャップ兼エアフローリングにそれぞれ空いている孔の位置合わせで調整する仕組みで、トップキャップ側は3箇所(正対で2孔、90°位置に1孔)、チャンバー側は2箇所(正対)で造られています。

ちなみにトップキャップの外側には、ちょっとした凹があります。

この凹で外観が地味に格好良くなってますが、分解時に引っ掛かりとなって外しやすくなりますので、結構実用面でもポイント高めな様です。
分解時、いつも滑り止めな手袋をした上で苦戦する事が多い私ですが、この凹で苦戦する回数が減るかも知れませんね。


Deck

メーカーHP上の解説図で見る限り、ワイヤーを留めるのはClamp styleなデッキだという事は分かったのですが…「ウェルはあるの?」「ウィックはどこに?」「リキッドはどの様に供給?」「メッシュワイヤーってGenesis?」と色々疑問が出てきます。


二本のライン状に見えるのが、ワイヤーを通す孔…孔というより溝ですね。

デッキの溝へ落とし、溝内に潜むクランプで留めて固定させます。
ワイヤーを通すのがデッキではなく溝(孔)へ落とすイメージなのは、以前に購入した同メーカー製 Pulseでも同様でしたね。
ポールを立てないという発想、まだまだ改良の余地があるのでしょうけど個人的には好きです。
で、溝になっているのは、製品名にもなっているメッシュワイヤーがシート状なのでこの様な『溝』なんですね。


クランプを留める為のネジはデッキ横の箇所です。

『-(マイナス)』のネジ頭ですねー。いいですねー。


BFピンからのリキッド供給経路は中心の孔から。

前出のデッキ画像では中心に孔は開いてませんでしたね。
この画像を撮る為に、ノーマルピンからBFピンに取り替えました。取り替え方は後述【Contact Pin】欄で。

ウェルはありません。後述【Build】欄で改めて触れます。



Mesh Wire

本体の構造とは違いますが、今回初めてお目にかかるのでメッシュワイヤーも見ていきます。

予めシート状で造られており、材質は従前のワイヤーと同じく『カンタル』『ニッケル』『ステンレス』です。(本製品にも各材質 3枚ずつ同梱されています。)

従前のワイヤーの様な『巻く』という工程が無く、お好みの長さと幅に切ってデッキへセットします。
なんかガーゼの様にも見えてきますね…実際、切れ目を入れて引っ張るとガーゼを破き裂く様な感じでメッシュワイヤーが切れていくし…でも材質は金属ですので切る際はニッパー等の方が良いんでしょうかね。でもハサミ形状の方が切りやすいし…。
(普通の工作ハサミなんかで切ったら、すぐにハサミがダメになる様な気がして、なんか怖いです…)

ちなみにですが、素材によりメッシュ(網目)の数が違っており、
全て10mm × 40mmで

  • カンタル(KA):80Mesh
  • ニッケル(Ni):100Mesh
  • ステンレス(SS):150Mesh
です。

上からカンタル、ニッケル、ステンレスと並べてますが、網目の違いは一目瞭然ですね。
メッシュ数が違うという事は、当然硬度もΩ値も違います。
ニッケルとカンタルは一本一本のワイヤーが太めなので結構弾力を感じます。その代わり、型崩れしにくいのでビルド時にメッシュワイヤーの位置が定まった後はだいぶやりやすい印象でした。
対してステンレスは(特にカンタル・ニッケルを触った後だと)凄く軟かいというか薄い印象です。直ぐに折り目とか曲りクセもつきますし。
逆に、軟かいからカンタル・ニッケルよりビルド時に都合よく整形しやすい…という利点がありますね。



Contact Pin



24金メッキの仕上げで調節不可です。
デフォルトではノーマルピンで、BF仕様にしたい場合は付属のBFピンと取り替えればOKです。

ノーマルピンは二重のネジ頭になってます。


ノーマルピン着脱時は、この構造を忘れずに。


ちなみに、他の方のレビューでは若干他のアトマイザーと比べピンが長くてMODから浮くとの事でしたが…そうでもないですね。仕上げのブレなのかな?


Build

もちろん、メッシュワイヤーで組みます。
Vandy VapeのInstagramアカウントでMesh Wireでのウィッキィング方法が出てたのでこのやり方で。
同梱されている各メッシュワイヤーは若干幅がデッキの溝より大きいので、少しカットしてから組みます。
長さも少し切り取った方が良いです。(幅が広いとデッキの溝に入りませんし、長さが有り過ぎるとトップキャップにメッシュワイヤーが触れてしまいます。)
目安として幅:8.8mm、長さ:30mm位が良さげな様です。


焼入れして…

ウィックをセットして…

完了です。
ウィックは、ちょっとはみ出す位に多めに詰め込んで、余剰分をデッキの縁に添わせる感じで処理すれば良いかなと。

で、各メッシュワイヤーのΩ値ですが、カンタル0.14 Ω、ニッケル0.12 Ω、ステンレス 0.2Ωとなりました…どれも低いなぁ…メッシュワイヤーは低Ω値にしかできないのか…普段1.0Ω弱で組むので、この低さは何だか怖いです。


【Deck】欄で「ウェルは無い」と記しましたが、もちろん単純に『無い』では、リキッドチャージする毎にデッキから漏れてベタベタなってしまいますし、そんな物は欠陥品としか見られないのはメーカーも承知でしょう。
ウェルを無くしたのは、『供給されたリキッドはすぐにウィックに吸収させる』という方法にしているため…と推測できます。
(公式アナウンスを見つけられていないので、推測です)

アーチ状になったメッシュワイヤーの下にセットしたウィックの直下がBF時のリキッド供給口ですので、リキッドを送り込む度にウィックがダイレクトに吸収するのでウェルはいらない…という事なのでしょう。
BF機以外でRDAとして使用の場合も、ウィックに当てる様にリキッドを注入すれば問題ないかな。
もちろん供給過多になれば漏れ漏れでダラダラになってしまいますが、それはウェルが有る場合でも同じですので、加減を見ながらリキッドを供給していく事は変わらずです。


ちなみにコイルで組むとこの様な設置に…なるのかなぁ^^;




小径で巻けば、コイル4つは並べられそうww

コイルで組んだ場合、BF仕様ならウィックの両端をできるだけBF孔に集める感じで、コイルの下に折り込んでいくのが良いのかな。
BFにしないのであれば、ウィックの両端はデッキの縁からはみ出さない様にできるだけ広げて設置するのが良いのでしょうかね。


ウェル・レス、ポール・レスなので、ワイヤーで魅せたい方には良いベースになりそうですね。


Tasting

メッシュワイヤーを30Wでtastingです。
・・・
・・・・
・・・・・
うん…メッシュワイヤーは従前のコイルと何が違うのか全く想像できなかったのですが、何と言えばいいんだろう…ミストの感じが凄く柔らかい。ちゃんと温度も味も感じるんだけど、ふぅわりとしたものが流れ込んでくる感じ…Silky Mistとでも言うのかな?ごめん、上手い言葉が出ない(;^_^)
量も充分出ます。メッシュワイヤーが低Ω値でウィックとの接地面も広いからでしょうし、エアフロー位置にも合わせやすいのでキマリやすいですしね。
ただ…コイルの方が味が濃いかな(無論、『比べてみれば…』ですが)。

ウェル・レスなので、漏れとかスピッドバックとかが心配でしたが、その心配は無用かと思える位漏れもスピッドバックも起きませんでした。

ただメッシュワイヤーは(低Ω値というのもありますが)コイルに比べ発熱面が大きいからかリキッドの減りも早い様です。
なので、コットンを多めにしてリキッド含有量を上げないと、すぐにドライヒットを喰らう事になります。
(他の方のレビューで「ドライヒットのイガみがコイルより酷い」という声も…) 

あとは、発熱の立ち上がりが明らかに遅いですね。
吹いてエアフロー孔から吹き出るミスト量を確認して吸うのをやってしまう位に遅いです。

個人的にはステンレスが一番好みの味わいかな。TCモードでも安定してふぅわりミストです。
つか、ステンレスの0.2Ωでも怖く感じる位なのに、他2つは低Ω値過ぎて落ち着いて吸えんわw



Extra

良かった点
  • 今まで感じた事がない、ふぅわりとしたミストが味わえる。
  • 素手ですんなりと分解できるのに、漏れが気にならない。
  • メッシュワイヤーでもコイルでも、味・量共に充分なミストが送られてきます。どちらで組むかは気分任せでOKかと。
  • 「ちょっと供給し過ぎたかも…」な位にデッキがリキッドでダバダバになっても、スピッドバックが来ない(100%ではないだろうけど、他アトマイザーだったら確実にスピッドバックが来る程度であっても来ない)。
  • コイルアートで今まで以上の独創性が表現できそう。

気になった点
  • メッシュワイヤーでのビルドに拘るならば、現状Vandy Vape社がリリースしているメッシュワイヤーのロールを購入するしかないので、品切れ等で安定的な補充できない可能性はある。(Vandy Vape社以外でもメッシュワイヤーの販売がありましたら、私の認識不足ですm(_ _)m)
  • メッシュワイヤーだと低Ω値にしかできなく、特にカンタル・ニッケルのΩ値はMechMODに搭載されている制御基板に依っては認識されない数値かも。
  • 一緒にメッシュワイヤーのロールもリリースしてるのなら、せめてメッシュワイヤーの幅はデッキの溝幅に合わせてよー。
  • BF前提感が強く、BF以外でのリキチャは面倒いだろうなぁ…まぁ同梱のウルテムのドリップチップかドックチップなら径も大きいし問題ないか…。
  • メッシュワイヤーだと明らかに発熱の立ち上がりが遅い。
  • メッシュワイヤー使用時のドライヒットがコイル以上に容赦ない。
  • メッシュワイヤーを使う場合、コットンとリキッドの消費効率はあまり考えてはいけない事なのかも…。
なんだか気になる点がほぼメッシュワイヤーの事ですが、それは初めて使う手探り感なのもあるだろうし、本体に関してはあまり触れていないのは、それだけアトマイザー本体は安定した製品だなと感じています。

ちなみに、今回のアトマイザー購入に併せてMesh Wireのロールも1つ買ってあります。
当然、従前のワイヤーより高額ですが…例えば半年使ってみて『従前のコイルとどちらがトータルで安いか』はちょっと気になるところですが…結局コイルの方が安い気がしないでもない…。でも、それは今後に期待できる点でもあります。

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